全辞書検索:「庭」を含む
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過庭之訓(かていのおしえ)
家庭での教育のこと。 父親からの教えという意味から。 「過庭」は庭を横切ること。 孔子は、自分の息子の鯉が庭を横切るときに呼び止めて、詩や礼を学ぶことの大切さを諭し、鯉もそれによく従ったという故事から。 「庭訓」と略すこともあり、「過庭之教」とも書く。
三月庭訓(さんがつていきん)
勉学が長く続かないこと。 一月から始まり、十二月まである往復手紙文集である『庭訓往来』の勉強をし始めても、三月でやめてしまうということから。
洞庭春色(どうていしゅんしょく)
みかんを使って発酵、熟成させて作った酒のこと。 「洞庭」は中国にある湖の名前、洞庭湖のことで、洞庭湖の春の景色という意味から。 中国では立春の日にこの酒を飲んでいたとされている。
門庭若市(もんていじゃくし)
門や庭にたくさんの人が集まること。 人がたくさんいて騒々しいことをいう。 「門庭(もんてい)市(いち)の若(ごと)し」とも読む。
故事・ことわざ・慣用句辞典での検索結果 — 4 件
植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
気が多いこと。 「気が多いこと」と「木が多いこと」をかけて言ったしゃれ。
才槌で庭掃く(さいづちでにわはく)
急な来客にあわてふためきながらも手厚くもてなそうとすることのたとえ。 「横槌で庭掃く」「才槌で庭掃く」ともいう。
女房は庭から取れ(にょうぼうはにわからとれ)
妻を迎えるなら、自分より格下の家からもらうのがよいということ。 身分の高い家から妻をもらうと、親戚付き合いに苦労したり夫の権威が下がったりする恐れがあるとの意から。 「女房は台所から貰え」「女房は掃き溜めから拾え」「女房は庭から取れ」などともいう。
婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え(むこはざしきからもらえ、よめはにわからもらえ)
婿は自分の家より家柄がよい家から貰うと家の格が上がり、嫁は自分の家より低い家柄から貰うと威張らずによく働くので家のためによいということ。 「婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え」「嫁は下から婿は上から」ともいう。
